キクスイHN工法とは
国内では2004年まで多くのスレートに、アスベスト(石綿)を使用して生産していました。現在ではアスベストの人体への有害性により、建築材料にアスベストを使用することは禁止されております。
「キクスイ HN工法」は、非飛散性アスベスト含有建材のスレート改修に最適な工法です。アスベストを飛散させずに、劣化したスレート屋根の表面を強化し、耐衝撃性を向上させることが可能で、スレート屋根の若返りに役立つ工法です。
キクスイHN工法の特長
- ① 施工の安全性
- 吸引ケレン処理をすることによって、高圧水洗を行わず、下地調整時にアスベストを飛散させずに施工できます。
- ② アスベストの封じ込め
- アスベスト含有スレートのアスベストを安全に封じ込めることができます。
- ③ 消音・防水効果
- 消音、防水に優れた効果を発揮します。
- ④ 幅広い適合性
- 高日射反射率塗料の「HNトップ遮熱」と組み合わせることにより、遮熱性能も付加することが可能です。
キクスイHN工法基本工程(例)
①劣化スレート
②へパ付き真空掃除機併用にてブラッシング
③HNプライマー・HNフィラー塗布
④HNトップ塗布にて完工